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2012年10月07日

お願い









貴所属長以下全ての職員の方々へ、御伝達をお願いします。
もし「教育上、体罰が必要な時もある」「虐められる側にも原因がある」とお考えでしたら感情自己責任論 というwebサイトを御一読ください。
虐めや虐待・テロにも通じる「言って聞かなければ叩け」という体罰肯定論が抱える矛盾や社会に及ぼす影響等が解説してあります。
人権侵害に苦しむ人を一人でも減らすため、一人でも多くの方に御伝達くだされば幸甚です。
末筆ながら、今後益々の御健勝をお祈り申し上げます。返信不要匿名希望転載可
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2008年12月15日

秋の七草の順番

秋の七草はどこをしらべてもゴロが悪いのしか出てこないので、
ゴロのいいよう五七五七七に並べ替えてみました。

 ハギ オバナ
 キキョウ ナデシコ オミナエシ
 クズ フジバカマ、秋の七草

 オバナはススキの場合もありますが、同じものだしどちらも三文字だから、入れ替えてもリズムには影響なし。

 ハギ ススキ
 キキョウ ナデシコ オミナエシ
 クズ フジバカマ、秋の七草

 キキョウのかわりに朝顔が入っているものもありますが、広辞苑では、「朝顔(朝顔は今のキキョウをいうか)」とあります。
 オミナエシとフジバカマを入れ替えてもリズムはいっしょですが、これは好みの問題ってことで。
 秋の七草は、紫系の花が多いですね。

ついでに、春の七草。
こちらは辞書・辞典に出てくるものも始めから五七五七七。

 セリ ナズナ
 ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ
 スズナ スズシロ、春の七草

一応、漢字や別名なども
【春】
芹=セリ
薺=ナズナ
御形=ゴギョウ=オギョウ=ハハコグサ
繁縷=ハコベラ=ハコベ
仏座=ホトケノザ
菘=スズナ=蕪=カブ
蘿蔔=スズシロ=大根=ダイコン
【秋】
萩=ハギ
尾花=オバナ=薄=ススキ
桔梗=キキョウ
撫子=ナデシコ
女郎花=オミナエシ
葛=クズ
藤袴=フジバカマ

漢字だけで書くと、読んでみようという気がまったくしません。

芹薺御形繁縷仏座菘蘿蔔春の七草
萩尾花桔梗撫子女郎花葛藤袴秋の七草

タグ:植物
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2008年11月18日

アレチウリとの地味な戦い

 まあ、なんといいますか、ともかく難儀なやつです。
 特に秋。
 不用意にアレチウリの繁みに突入してしまったら、その日はもうずっと不快感に苛まれるでしょう。

「ウリ科の大型のツル植物で1年生草本。北米原産で日本では本州以南で帰化植物として知られ、特定外来生物に指定されている。」
 以上、Wikipediaより。http://ja.wikipedia.org/wiki/アレチウリ

 特定外来生物ということで駆除もされているわけですが、すさまじい繁殖力ではびこっています。河原なんかに多い、パッと見、クズに似たアレです。

 アレチウリの果実のまわりには、びっしりと細長いトゲというか針というかがついているのですが、これがごく簡単にはずれて服や体にささりまくります。
 素手でさわれば、指は即座にサボテン状態。
 シャツもズボンもなんなく貫いて布の内側に先を出し、チクチク、チクチクといつまでも体を刺し続けます。
 アメリカセンダングサとかアレチヌスビトハギとかササクサとか、実や種子が衣服や髪にくっついやっかいな植物はたくさんありますが、これら「ひっつき虫」たちと違い、種ごとくっつくのでなくトゲだけくっつけやがるというところが、アレチウリのアレチウリたるところ。実もいっしょにくっついてきてくれれば、どこか遠くに連れていってあげることもできるのですが、どうやら彼女はそういうのを望んでいないようです。種子散布において、僕らは全くお呼びでないってことですね。寂しいもんです。よくよく見れば、繊細できれいな構造をした実なんですが。

 何の用事があるかはともかく、薮に分け入る人は軍手をすることが多いかと思いますが、アレチウリを前にしてはこれがまた最悪。
 軍手の編み目に垂直に定位したトゲが、それはそれは見事に指を目指して刺さってきます。手を守ってくれるはずの軍手が、あっというまに手を痛めつける兵器と化すわけで、こうなった軍手は全く使い物になりません。
 このトゲ、簡単に抜けはするんですが、何十、何百、何千本と服に突き立ってしまったら、もうどうしようもない。服を脱ぎ捨ててしまうか、丹念に取り除くか。
 「我慢する」というチョイスも当然あるわけですが、普通人の皮膚感覚ではなかなか厳しいものがあります。

 ということで、最大の攻撃は防御なり。完全武装で守るしかありません。
 とりあえずゴムガッパと厚手のゴム手袋は効果があります。とはいえ、ごついゴム手袋をしていても、ごくあっさり、すっと突き抜けてくるトゲもあったりします。
 また、目の前のアレチウリをどけようとしてひっぱると、思わぬ方向に繋がったツルの続きがこちらを直撃してくるなんてこともあるので、刃物があると便利ですね。カマやナイフもいいですが、茎の狙った場所をハサミでちまちま切る方が失敗がなくていいのかもしれません。

 目の前の植生にダメージを与えてはいけないタイプの調査の場合は、もう、様々なことをあきらめる覚悟が必要でしょう。
 様々なことというのは、アレチウリのトゲにやられるということだけでなく、主には感情のやり場のことです。
 調査依頼者にアレチウリが多くてたいへんだったと言ったところで、このチクチクをわかってもらえるわけでなし、わかる人だったとしても笑って「あれはやっかいだねえ」と言われるだけです。また、トゲ攻撃にめげず植物をなぎ倒したり踏み荒らしたりしてしまわないよう丁寧に調査したところで、その直後にあたり一帯の草刈りが入って「あの苦労はなんだったの?」なんてこともないわけじゃありませんから。

 まあ、そんなこんなで秋はアレチウリには近づかないというのが一番なんですが、そうもいっていられない事情があるからこその難儀さ爆発、十分な対策に勝るものはないでしょう。
 で、この場合、自分だけ完全武装してもいいことはありません。トゲまみれになってしまった同行者が「丹念に取り除く」というチョイスをしてしまった場合、ただただ長い時間待たされることになりますので。

 ところで、これだけ高度な攻撃兵器でもって厳重に守っている種子なのですから、さぞかし魅力的な味をしているのだろうと思って食べてみました。

 まずいっす。

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2008年06月13日

植物調査-確認種リスト作り

 植物調査の方法的に最もシンプルなものとして、調査対象とされたエリアに生える植物種をかたっぱしからリストアップする、というものがあります。
 地図を元にあらかじめ決めてある踏査ルートを歩くか、適当なルートを探しながら対象エリア内を歩きまわり、見つけた種を残らず記録していきます。調査者が自分でルートを選べる場合、どこを踏査ルートに選ぶかのチョイスは成果に直結します。
 普通、山林と草地、農耕地、水辺など大きく植生が異なる場所はわけて記録しますが、そのへんは計画書、仕様書次第です。
 主な装備としては、長靴、カッパ、手袋、帽子、地図、筆記具と野帳等の記録用具、カメラ、スケール、ルーペ、双眼鏡、必要に応じて採取したサンプルの入れ物といったところでしょうか。長袖シャツは必須です。無線機を持つ場合もあります。
 貧相にみえても数十種、100種や200種くらいは普通にでてきます。それらを図鑑無しで瞬時に見分けられないことには仕事になりません。もちろん、その場での同定が困難なものについてはサンプルを持ち帰るなどして後日しっかり調べます。
 通常の種はリストアップするだけでいいのですが、レッドデータとなっている種については確認場所を地図上に落とすことが求められることが多いようです。ですので、どの種が環境省、または該当都道府県のレッドデータリストにのっているのかを把握しておかないといけません。
 相手は植物ですから、季節によって全く生えていなかったり、姿形が全く違ったりということがありますので、様々な季節で調査をしないと正確なところはわかりません。特に、花の形が種類を見分ける決め手となっている種の場合、花の咲く時期を逃すと来年まで確認不能ということになってしまいます。
 このような事情ですから、一度だけの、芽吹きや葉だけでの同定が強いられるような調査は、調査者にとって恐ろしいものがあります。季節が進み、リストにあげた名と違う種類の花が咲き乱れる様は見たくないはずです。
#不確実なものはリストにあげないか「?」マーク付きにしたいところですが、そうもいかない場合が多々あるのが難儀です。

 このような調査があるということは、ほとんどの場合で開発行為と繋がっているわけですから、あまりたくさんレッド種が出てしまうといろいろな意味でやっかいなことになります。
 ですが、レッド種が全くあがらないと発注者(特に下請け会社の担当者)はなんとなく不満がります。レッド種をあげることと、まじめにしっかり調査したかどうか、その調査会社・調査員の技術力が高いかどうかということをついついリンクさせて考えてしまいがちだからでしょう。それと、成果としての派手さがレッド種にはあるからかもしれません。


posted by biobio at 15:12 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 植物調査の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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