ひとつは、このブログにコメントしていただいた3Dモデリングソフト、「SolidFromPhoto」。
もうひとつはハイダイナミックレンジ画像作成ソフト、「Photomatix」。
それでは、3Dモデリングソフトから。
「写真3Dソフト SolidFromPhoto 写真から3次元化するプログラム」
http://www3.plala.or.jp/SolidFromPhoto/
写真から3次元化モデルを作成するプログラムです。
橋脚の写真数枚から、みごとに3Dの橋脚モデルが作成されています。
他のサンプルについては、私のPC環境ではプラグインの関係なのか、見られませんでした。残念。
撮影した物体等を3Dで把握できるということですから、生物や環境の調査でもいろいろ応用が効くかもしれません。立体形状の把握だけでなく、3Dで動植物の分布を見てみるとか、いろいろアイディアがひろがりそうです。
おつぎは「Photomatix」。
Photomatixのホームページには「露出の異なる複数の写真を合成処理することにより、従来の写真では表現できなかった明るいシーンから暗いシーンまでの全てのディテールを再現し、 あなたの写真を「目で見たままの画像」に近づけることができます。」とありますが、まずはサンプル画像でびっくりできます。
http://www.zorg.com/store/products/photomatix/
ここに書いてある「シュールで奥行きのある画像」という表現には「なんじゃそりゃ」と思いますが、肉眼で見たまま、もしくはそれ以上に遠近や陰影をはっきりつかむことができます。
写真表現であれこれやっている人には定番ソフトかもしれませんが、私は知りませんでした。
パワーポイントのプレゼンや紙の資料にこれで作った写真を使えば、伝えたいことをちゃんと伝えられそうです。素人が現場でパチリととった写真では、見えるはずのものが見えなかったすることが少なくないですからね。
現場の写真を元に植生を解析してみようなんて考えている人にも、かなり使えるソフトかもしれません。普通に撮影した山の写真から植生を見るのは、なかなか難しいことですから。
ただ、出来上がった写真は合成写真、加工写真の範疇に入るでしょうから、報告書用の記録写真としては却下されそうです。
このソフトを知ったのは、先日ご紹介した「土と水を考える」の記事から。
ここの管理人さんが作った実例もあります。
http://soilandwater.blog.so-net.ne.jp/2008-12-07
体験版もありますので、暇ができたら私も作例を作ってご紹介できればと思ってます。