http://www.asahi.com/national/update/1210/TKY200812100186.html
「全国の1級河川でおおむね100〜200年に1度あるような規模の大洪水を防ぐためには、計画中のダム以外にもさらに100基以上造る必要があると国土交通省が試算していることがわかった。」(朝日新聞)
関連業界ウハウハじゃないですか。
どうせなら、どんな大洪水がきても大丈夫なように、日本中ダムだらけにして全ての町をダムの中にうかべとくってのはどうでしょうね。
ま、それはともかく、「これこれこういう条件で数字を出してみて」といわれて足し算と引き算と割り算をやって「ハイ出ましたぁ」ってのがこの100基以上という数字でしょうから、これのみを真面目に相手にするより、この手の数字が一人歩きしないよう監視することの方が大事だと思います。ダムを作らなきゃたいへんなことになるぞ、なんていう脅しには便利な数字ですので。
ダムより堤防の強化が先だってのは京大の今本博健氏の話として記事の最後に書いてありますが、他に、ダム以外の方法で洪水を防ぐ場合の試算とか、土砂で埋まったダムの扱いなんかも知りたいところです。